言葉が出来れば世界が変わる

「言葉が出来れば世界が変わる」

ちょっと大げさに見えますが、本当のことなのです。

皆さん、今をさかのぼること2~30年前、中国人の人達が我先にと日本へ来ていたことをご記憶でしょうか?

自分も「なぜあんな苦労をしてまで・・・」と思ったのですが、中国へ数知れないほど行くに連れ良くわかりました。例えて言えば当時ですよ、「我々がアメリカへ行って1カ月アルバイトをしたら200万、300万円になる。」としたらどうされますか?我先にこぞってアメリカへ行って、何とかアルバイトを見つけ10カ月から1年働いたら日本へ戻って来るでしょう。その頃には少なくとも2,3000万円は稼いでいるはずです。

これは自分が中国へ行って(もちろん、なんだかんだで30年近く前になりますが)初めてわかりました。自分が初めて中国へ行った1989年は上海でさえ1カ月の給料が良い人で7千円から1万円(もちろん日本円です)だったのです。当時は「日本人」と言うだけで様々な場所で優遇されたり、女性にもてたり(笑)もしました。

上記のことは、日本にずっと居続けたら絶対にわからなかったでしょう。(この文章を読んでもピンと来られない方はたくさんいらっしゃると思います。)また、将来なくなるであろう職業として

  • 銀行の融資担当者・スポーツ審判・不動産ブローカー・レストラン案内係・保険の審査担当者・動物のブリーダー・電話オペレーター・給与、福利厚生担当者
  • レジ係・娯楽施設の案内係・チケットもぎり係・カジノディーラー・ネイリスト
  • クレジットカード申込者の承認、 調査を行う作業員・集金人・弁護士助手・ホテルの受付係・仕立屋・時計修理工・税務申告書代行者・図書館員の補助員・データ入力スタッフ・彫刻師・苦情の処理、調査担当者・簿記、会計、監査の事務員
  • 映写技師・カメラ、撮影機器の修理工・金融機関のクレジットアナリスト・メガネ、コンタクトレンズの技術者・殺虫剤の混合、散布の技術者・義歯制作技術者
  • 測定技術者、地図作成技術者・造園、用地管理の作業員・建設機器のオペレーター・訪問販売員、路上新聞売り、露店商人・塗装工、壁紙張り職人

ざっと挙げただけでも上記の職業があります。

それほど時代によって価値観や金銭感覚が違ってくるのです。今は中国も段々金銭の価値感覚も日本同様に近づいてきたため、「我先こぞって日本へ来る。」と言う時代は終焉を迎えつつあります。今でも日本へ来る中国の方々は、よほどの田舎に住んでらっしゃるか、逆に中国で成功をおさめ、日本へ支社を出されようか❓と考えてらっしゃる方々だと思います。

上記のような理由も含め、中国語の習得の必要性を皆さまにお伝えしているわけです。何せ13億の人口を誇る超大国。おおよその計算で中国語・英語人口は約35億人に上ると思われます。(世界の総人口の約半分)

であれば・・・ですよ。一度きりの人生、日本だけで過ごすのではなく、中国(今回は限りますが)へ行ってご自分の目で、現実を確かめてみませんか?

もちろん、無理にお勧めしているわけではありません。皆さんの人生が充実するようまた、これからの時代が良くなるように考えて、中国語習得をお勧めしているわけです。

以上のような趣旨でこのブログと自分のFACEBOOKを書き進めているわけです。どうかご理解の上今後ともよろしくお願いいたします。